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東京六大学リーグ

早大、70年ぶりの最下位から3年ぶりの奪回へ一致団結

 

東京六大学通算14勝の早大の左腕・小島は主将として、チームを束ねている/写真=高塩隆


名門再建へ本気で動いた「学生野球イノベーション」


 結果が出なければ、どこよりも練習をするしかない。しかし、努力の方向性を間違えれば、取り返しのつかない事態になる。早大は毎年秋の早慶戦を前に、新幹部を決定する習わしがある。早慶戦後の納会で、3年生の新主将が挨拶をするためだ。

 昨秋、早大は早慶戦で連敗を喫した。慶大が7季ぶりの優勝を決めた一方で、早大は1947年秋以来の最下位(東大と同率5位)が確定した。

 70年ぶりの屈辱から5日後、新チームが始動した。中核をなす主将・小島和哉(4年・浦和学院高)、主務・高橋朋玄(4年・磐城高)と新人監督(学生コーチ)・安田健人(4年・世田谷学園高)は水面下で、大改革への準備を進めていた。チームを変えるには・・・

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