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豪州プロ野球リーグ 18/19シーズン報告1

チャレンジ精神にあふれた「Hondaイズム」の可能性

 

3事業所からの派遣実現に奔走したアデレード・ネイサン広報[左]、ホンダ・米田硬式野球部広報[右]。中央はアデレード・クロウズの女子チーム選手/写真=ホンダ野球部提供


狭山、鈴鹿、熊本の3事業所から初めてそろって海外派遣


 11月から1月にかけ、公式戦が開催される豪州プロ野球リーグ(ABL=Australian Baseball League)。ホンダグループからABLへの選手派遣3シーズン目を迎えた今季は、ホンダ熊本が初めてこの事業に参加し、ホンダ(狭山市)、ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)、ホンダ熊本(大津町)の3事業所そろい踏みとなった。

 実は2年目、17/18シーズンは派遣中断の危機もあった。初年度派遣先のシドニー・ブルーソックス、ホンダ双方のチーム始動の遅れから、シドニーの外国人枠が埋まってしまったのである。「何とかこの派遣を続けたい」と新たな派遣先を模索し、アデレード・バイトに後半1人の参加が決まった。

 このとき単独渡豪したのが、当時ホンダ2年目の・・・

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