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東都大学リーグ

原点の「全力疾走」を胸に亜大が一丸野球を宣言

 

主将で捕手の佐久本[写真左]と、打線の中心・山本[右]ら、最上級生がチームを束ねる/写真=佐伯要


けん引する4年生を軸に一部で戦う力を日々構築


 亜大の練習初めは1月6日だった。だが、その4日前の2日。日の出グラウンド(東京都西多摩郡)で、新4年生が全員そろって汗を流したという。新チームの主将で、捕手の佐久本一輝(4年・興南高)は言う。

「『自分は2日からやる』と言って、あとは任せたのですが、みんながついてきてくれました。ラスト1年、4年生全員でしっかり頑張っていこうという気持ちになりました」

 その背景には、何があったのか。

 亜大は佐久本たちが入学した2016年春に25度目の東都制覇を果たした。以来、リーグ優勝から遠ざかっている。昨年は春、秋とも勝ち点2で4位と、下位に甘んじた。

 しかも・・・

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