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昨秋までノーアーチ 安本竜二(法大)が覚醒した理由

 

慶大1回戦から立大2回戦まで5試合連続本塁打。17年秋の岩見雅紀[元楽天]に並ぶリーグタイ記録だ/写真=佐藤博


慶大・岩見(現楽天)と並ぶ圧巻の5試合連続本塁打


 124キロの内角へ入ってくる直球を完ぺきにとらえると、高く上がった打球が左中間席に飛び込んだ。

 5月5日の立大2回戦。法大の「三番・三塁」を務める安本竜二(4年・静岡高)は2点を追う6回二死三塁の場面で、栗尾勇摩(2年・山梨学院高)から同点2ランを放った。この一発で、2017年秋に慶大の岩見雅紀(現楽天)がマークした5試合連続本塁打のリーグ記録に並んだ。

 試合には5対9で敗れたこともあり、安本は「記録を意識せずに打席に入った結果です」と淡々と話した。

 前日の立大1回戦。田中誠也(4年・大阪桐蔭高)から左中間席へ4試合連続アーチを打った後にも、安本はこう言っていた。「4試合連続は意識していませんでした。打席に集中したことについてきた結果です」。

 静岡高時代は2年夏から3季連続で甲子園出場。「1年生からバリバリ活躍したい」と法大に入学。だが・・・

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