第68回全日本大学野球選手権が6月10日から17日まで神宮球場、東京ドームで行われた。1日の雨天順延(準決勝)により17日の決勝では明大が佛教大を下して38年ぶり6度目の優勝を飾っている。

　前年優勝の東北福祉大は佛教大との準々決勝で敗退。村上頌樹(3年・智弁学園高)を擁する東洋大は優勝した明大の155キロ右腕・森下暢仁(4年・大分商高)との準々決勝での投げ合いに屈し(0対3)、8年ぶりの優勝はならなかった。大会初出場の大工大、高知工科大は健闘も及ばず、初戦で姿を消している。