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第45回社会人野球日本選手権

「大阪決戦」を制した大阪ガスが初優勝。昨夏の都市対抗覇者が“単独日本一”で黄金期到来

 

過去3度の準優勝の壁を突破した大阪ガス・橋口監督は、京セラドーム大阪を選手たちの手で舞った/写真=佐藤真一


公式戦1勝からMVP


 4年前の都市対抗決勝と同じ顔合わせとなった社会人野球日本選手権決勝は、大阪ガスが4対1で日本生命を下し悲願の初優勝を飾った。

 橋口博一監督(慶大)は「ホッとしています。絶対に獲りたかったので。都市対抗の連覇を阻まれて、そこから絶対、獲るんだ! という気持ちで出直してきました。選手は成長してくれましたし、良いチームになったと思います」。場内インタビューで「絶対」の部分に力を込めた。昨夏の都市対抗覇者だが、今夏は初戦敗退、悔しさを胸に臨んだ日本選手権ではスタイルを存分に発揮。掲げた機動力野球。決勝でも四番・土井翔平(法大)がノーサインで盗塁を決め、先制点につなげた。「一塁にいても、得点にならない」の方針どおり5試合で15盗塁、相手バッテリーにプレッシャーをかけ続けた。

 投げては5試合中4試合に登板し、3勝を挙げた阪本大樹(関大)が・・・

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