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2020年注目選手

諸見里匠(日本通運)が目指す56年ぶり都市対抗制覇への挑戦

 

昨年は主要JABA大会16試合で1失策。遊撃守備からリズムを作る/写真=山口高明


大学4年間で積み上げた鉄壁を誇る遊撃守備力


 2020年は56年ぶりに東京でオリンピックが行われる。前回開催の1964年、都市対抗初制覇を遂げた日本通運は、この五輪イヤーに、2度目の頂点を狙っている。攻守のカナメは、1年目から遊撃手を守る入社3年目の諸見里匠(国学院大)だ。

「昨年はJFE東日本が初優勝。同じ南関東として、優勝を目指します」

 沖縄尚学高では3年時に春夏連続で甲子園に出場した。国学院大では1年春からリーグ戦の出場機会に恵まれ、2年春からは三塁のレギュラー。2学年上の柴田竜拓(現DeNA)と三遊間を組み、常日ごろの取り組みから勉強することは多かった。柴田が卒業した3年春からは、諸見里が本職である遊撃手に定着。4年時には主将を務め、4年間で上月健太コーチから守備の基本を学んだという。

「当初は不安な精神状態で試合に入って・・・

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