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全日本大学野球連盟

全日本大学選手権は延期。国際大会も開催困難の状況

 

6月8日から8月12日に開幕が延期された全日本大学選手権は東京ドームを使用せず、16年ぶりにすべて神宮球場で行われる予定である/写真=BBM


新型コロナウイルスで大学球界も日程を再調整


 全日本大学野球連盟は4月2日、臨時常務理事会を開き、第69回全日本大学野球選手権大会を延期することを決めた。従来は6月8日から7日間、神宮球場と東京ドームで開催される予定であったが、新たな開幕日を8月12日に設定した。大会は準決勝翌日の休養日を含む9日間(決勝は20日)で行われる。第54回大会(2005年)から東京ドームとの併用だったが、16年ぶりに神宮球場のみで全26試合が組まれる。

 なお、第1回(1952年)から第6回(57年)までは8月に行われ、第7回大会以降は現在の6月開催となった。つまり、63年ぶりの夏開催で、高校野球の第102回全国選手権大会(甲子園、8月10日開幕)とスケジュールが重複する形になっている。

 8月開催となった理由を挙げる。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、7月24日に開幕予定だった東京五輪・パラリンピックは延期(東京五輪は来年7月23日開幕)となった。7月6日から9月13日まで大会組織委員会に神宮球場を貸し出すこととなっていたが・・・

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