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東京六大学リーグ

持ち前の打撃センス武器に福岡大真(法大)が見据える夢

 

神奈川県川崎市内の法大合宿所の玄関前にて。選手層の厚いチームだが、今年中の神宮デビューを狙っている/写真=大賀章好


父・真一郎氏は1994年夏の甲子園準V右腕


「法政という名前がカッコいいですし、ユニフォームもカッコいいと思っていました」

 念願が叶って今春、熱望していた法大へと進んだ福岡大真。「これまでは力強いバッティングをテーマにして、しっかりとフルスイングすることを心掛けてきました」と話すように、筑陽学園高(福岡)では2年秋に出場した明治神宮大会2回戦(対桐蔭学園高)でライトへ豪快な一発。鮮烈な全国デビューを飾ると、センバツでは3試合に先発し計5安打を放ち、六番打者として準々決勝まで勝ち上がった。

「2年の夏までは全国大会に出場したことがなかったので、ただがむしゃらにやるだけだったのですが、神宮大会に出場して『自分たちもこの舞台で通用するんだ』と自信がつきました。ただ、センバツでは準々決勝で東邦高(愛知)と対戦し、スキを見せると、付け込んでくる野球を肌で感じて『これが優勝するチームなんだな』と思いました」

 貴重な経験を得て、センバツ後からは四番を任されると春夏連続の甲子園出場に貢献。だが・・・

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