179センチ90キロと恵まれた体格から140キロ中盤のストレートをコンスタントに投げ込む/写真=小中翔太
切磋琢磨して成長遂げた巨漢右腕の将来性
ガッチリした体格から投げ込む140キロ台のストレートはズシリと重く、ピンチになるほど唸(うな)りを上げる。
日本海に面した京都北部で育った斎藤佳紳は小学3年時からマウンドに上がり、当時から小気味良い速球派投手として活躍していた。高校は「レベルの高い大阪でやってみたいというのがあって、その中で近大泉州に惹(ひ)かれました。練習や試合を見てここでやったらうまくなれそうと思いました」と、大阪南部の強豪・近大泉州高へ進学。入学時に130キロ出るか出ないかであった球速は147キロまで伸びた。中学時代からバッテリーを組む捕手の芦田泰成は明かす。
「小学校の時から地元では球が速い、気持ちも強くていいピッチャーとして知られていました。コントロールはそこまで……だったんですけど、中学校入ってからコツコツやって・・・
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