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第46回全日本クラブ野球選手権大会

亀澤恭平監督(ショウワコーポレーション)が掲げるチームの存在価値

 

亀澤監督は作陽高、環太平洋大、四国IL/香川を経て、ソフトバンク中日でプレー。琉球ブルーオーシャンズを経て、就任1年目のショウワコーポレーションで結果を残した[写真=大平明]


21年ぶりの全国舞台岡山から発信する新たな歴史


「万年1回戦負けだったようなチームがよく、頑張った」と話したのは、就任1年目でショウワコーポレーション(岡山)を全日本クラブ選手権へと導いた亀澤恭平監督(元中日ほか)だ。昨年11月に「地元に恩返ししたい」との思いから、ショウワコーポレーションの監督に就任した。

 亀澤監督によれば「選手は野球を知らなかったので、ルールや『基礎の基』から始めました」と振り返る。同時に練習量を増やした。主将・後藤魁士(倉敷工高)も「自分たちに一番足りなかったのは基礎」と地道な練習に励んだ。ひと冬を越え「昨年より強いスイングができるようになり、強いボールが投げられるようになった」(後藤主将)。そして、「練習に打ち込む態度、内容も180度、変わりました。声出しについても昨年はベンチで黙り込んでしまうこともありましたが、亀澤監督から『引っ張ってくれ』と意識するようになりました」と活気に包まれた。

最もベンチが盛り上がった試合


「8月までフルマックスで、やってきました」と亀澤監督。選手も翌日は朝から仕事があるにもかかわらず、深夜2時まで自主練習をすることもしばしば。中国地区予選では・・・

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