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第47回社会人野球日本選手権大会

劣勢を跳ね返す攻撃陣の粘り日本新薬が見せた進化

 

ENEOSとの2回戦、ルーキーの若林が追撃の2ランを放った[写真=佐藤真一]


守備の名手が説いた強く振ることの重要性


 勝ち試合は、1対0や2対1。負け試合は、2対3のようなスコアになることが多かった。日本新薬が得意としているのは、高い投手力を生かした守り勝つ野球。走者を出せば一死からでも得点圏に送り、三塁に走者を背負えば、序盤でも前進守備を敷くなど、とにかく1点にこだわった。裏を返せば1失点が非常に重かったが、それは、過去の話。現在の日本新薬には少々のビハインドならば、跳ね返せるだけの長打力がある。きっかけとなったのは同大出身というつながりで招へいした、臨時コーチによるアドバイスだった。

 松村聡監督が大学1年時、最上級生として在籍していたのが宮本慎也氏(元ヤクルト)だった。後輩からの依頼に応え・・・

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