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第77回JABA東京スポニチ大会

SUBARUを活気づける海老根優大が見据えるスラッガー像

 

3年後のプロを目指す右の大砲


社会人デビューとなったJABA東京スポニチ大会では持ち前の打撃を披露し、新人賞を受賞した[写真=菅原淳]


 社会人1年目の高卒ルーキー・海老根優大がシーズン開幕から躍動している。大阪桐蔭高時代は3年春のセンバツで2本塁打を放ち、4年ぶりの優勝に貢献。夏は準々決勝で敗退したが、1本塁打を放ち、春夏通算8試合で打率.441、13打点と甲子園の大舞台で猛打を見せた。侍ジャパンU-18代表ではU-18W杯で銅メダルを獲得。プロ志望届を提出したものの、昨年10月20日のドラフト会議では指名漏れ。社会人野球の強豪・SUBARUへ進み「(SUBARUに)入ったのはプロへ行くためです」と3年後を見据え、気持ちを切り替えて奮闘している。

 冨村優希監督(立正大)は「肩が強くて守備が良いですし、脚力があるのでゲッツーがない」と足と肩に関してはすぐにでも通用すると太鼓判を押す。あとは海老根本人も課題に挙げていた打撃がカギとなる。

「社会人になってバットが金属から木製に変わったので、この冬は下半身を使ってスイングすることを意識してきました。元々、高校のころは手打ちになっていたので・・・

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