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第105回全国高等学校野球選手権記念大会

仙台育英(宮城)が甲子園準優勝 「感謝」にあふれた野球の力

 

仙台育英高ナインは甲子園決勝翌日(8月24日


地域の一体感を強め元気にする存在


 夏の甲子園で宮城県勢として初めて、2年連続の決勝に進出した仙台育英高。今大会は慶応高(神奈川)に2対8で敗れ準優勝だったが、県内は「2年連続で感動をありがとう」と感謝のメッセージであふれている。

 昨夏、東北勢初の甲子園制覇という偉業を成し遂げ、遊撃手で主将を務めた山田脩也(3年)らベンチ入りメンバー8人が残るチームは、常に注目を集めた。夏の甲子園での勝ち上がりはニュース等での扱いも広がり、日常生活に「野球」がない人々の関心も広げていたのである。

 仙台三越では、2頭のライオン像に手作りの帽子をかぶせ、前足の前にはメッセージボードを置いた。「仙台七夕の時期には多くの皆さんに見ていただけました。帽子は去年と同じなので、縁起がいいんですよ」と・・・

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