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第54回明治神宮野球大会

ドラフト指名右腕を攻略した「初戦突破」の意義 徹底力で攻め続けた日本文理大の真骨頂

 

7年ぶり2回目出場の日本文理大は大商大との1回戦を7対3で勝利[写真]。青学大との2回戦で惜敗[4対8]したが、持ち味を存分に発揮している[写真=黒崎雅久]


「地方大学では春のシーズンで野球部を引退する4年生が多いので、この秋は新チームとして臨みました」

 九州地区北部ブロックに所属する日本文理大の中村壽博監督は話した。今年6月は全日本大学選手権に出場したが、この大会を最後に就職活動や教育実習などの理由で70人ほどが部を退き「春の四番もエースも正捕手も、ほとんどが抜けてしまいました」(中村監督)と残ったのは4人。だが、その一人で中軸の東門寿哉(4年・日本文理大付高)は「人数は少ないですが、後輩のためにプレーで引っ張るのが、これまでの4年生がずっとやってきことです」と語る。

 一方で今夏から正捕手となった園田祐心(3年・城北高)は「自分たちの代が中心になりましたが、下級生は4年生のためにプレーしています」と話しており、チームは一つに結束していた。すると、今秋は・・・

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