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第48回社会人野球日本選手権

エイジェックが強化する日本一のチーム内競争

 

JFE西日本との1回戦。エイジェックは5対3で迎えた9回表に逆転されるも、その裏に6対6に追いつく。しかし、延長タイブレークとなった10回表に2点を勝ち越され、惜しくも敗退した[写真=佐藤真一]


「全国初勝利」まであと一歩


 野球部強化へ、会社が本腰を入れている。エイジェックの登録選手数は一般的な企業チームの約1.5倍の44人。今年は大量の新人が入社するだけでなく高野圭佑(元ロッテほか)、内田靖人(元楽天)のNPB経験者が加入するなど大所帯となった。目的は戦力強化。社会人球界では異例となる主力のAチームと育成のBチームの2チーム制を敷いて底上げを図った。その成果は創部6年目で初の日本選手権出場という結果となって現れた。激しいチーム内競争で新人の宮脇大地(国学院大)が台頭。日本選手権の予選時点でもBチームだったが、オープン戦で結果を残しスタメンの座を勝ち取った。

「シンプルに二軍にいたら悔しいですし、一軍にいるからとふんぞり返っていたらダメですし・・・

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