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徳島・谷田成吾代表の思い/四国ILリポート

 

ノックを受ける選手をスマホで動画撮影する谷田代表[右]


 3月2日、徳島は県南部の海陽町でキャンプに入った。練習中の選手を撮影しているのは2年前、選手として在籍した谷田成吾球団代表だ。

 昨年12月、取締役兼球団代表に就任して以降、動画配信、SNSを使ったPR活動を積極的に行っている。就任と同時に「開幕1万人プロジェクト」をスタートさせた。資金集めのためのクラウドファンディングは、目標の200万円を大きく超える約270万円を集めている。

 だが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、四国リーグも予定の変更を余儀なくされた。2月28日、交流戦、オープン戦6試合の無観客開催、球団行事の中止、ファンサービスの自粛などが発表されている。

 3月28、29日の開幕戦(徳島市)に向けて企画したイベント、ゲストの来場などを、当初の予定どおり進めることは得策ではない。延期の決定は、やむを得ない判断だった。

「延期が決まって落ち込んでいたときではあるんですけど、それでも・・・

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