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徳島・大木稔貴 偉大な先輩の背中を追う/四国ILリポート

 

抜群の制球力が魅力だが、最速144キロの直球も持つ徳島・大木[写真=佐藤友美]


 丸刈りが徳島・大木稔貴(横芝敬愛高)のトレードマークだ。ひょうひょうとしたイメージと合わせ、俳優・荒川良々に似ていると、よく言われる。

「そんな似てるっスか? 言われてたんですよ、1年目から(笑)」。

 左の中継ぎとして安定感のある投球を続けている。19試合2勝1敗1セーブ、6ホールド。防御率2.22(24回1/3)。与四球はいまだゼロのままだ。投手指標、WHIPは0.82を誇る(7月31日終了時)。

 対愛媛後期3回戦(7月22日、徳島市)では、終盤2イニングを無失点に抑え、初セーブを記録した。

「最後、マウンドに集まるあれ、カッコいいなあって。1回やってみたいなあと思ってました」。

 昨シーズンの課題は・・・

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