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伊原春樹コラム

伊原春樹コラム「優勝を狙う阪神、巨人でカギを握るのは いかに大山悠輔、菅野智之が力を発揮するか」

 

阪神は大山[右]、巨人は菅野が活躍することが優勝の条件だ[写真=BBM]


 後半戦がスタートした。セ・リーグはAクラスとBクラスがはっきりと分かれてしまっている。優勝争いは1位・阪神、2位・巨人、3位・ヤクルトの3チームに絞られたと言っていいだろう。1位から3位までわずか2.5ゲーム差(8月16日現在)。ただ、やはり戦力を考えると、阪神と巨人の一騎打ちになる可能性は高いのではないか。

 優勝へのカギとなるのは前半戦より、どれだけチーム力を上積みできるかにかかっているだろう。例えばケガ人の復帰、不調に陥った選手の復調だ。そういった意味で阪神のカギを握るのは四番に座る大山悠輔だと思う。前半戦、猛虎打線は佐藤輝明の活躍で勢いづいた。しかし、佐藤輝はルーキーだ。年間通して結果を出せるかは未知数。大山は前半戦、本来の姿を見せることができずに四番を外されることもあった。10本塁打を放ったが、打率は.245。得点圏打率.245は非常に物足りない数字だった。

 当然・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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