プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「得意科目」です。 ソフトバンク・野村大樹内野手
「臥薪嘗胆」の言葉を胸に、プロでの活躍を誓う野村
得意と言うか、高校(早実)時代の古典の授業が面白くて、好きな言葉がありましたね。
「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」
高1のときの授業で覚えた中国の故事成語で、敗れたことで薪の上で寝て、その痛みで悔しさを忘れず、やり返した。それで敗れたほうがまた、苦い肝をなめて過ごすことで悔しさを忘れず、やり返した。負けたことを忘れない、というのが好きで、プロに入ってグラブにその言葉を刺しゅうしてもらったりもしました。
中学のときは兵庫の実家から京都の学校に通っていたので、勉強は行き帰りの時間に。当時、地元の中学は土曜日まで授業があったので、土日は野球ができるように京都の学校に通っていました。
写真=BBM