シュートで“変わった”ヤクルト・川崎
▲シュートを習得した川崎は飛躍を果たし、98年には最多勝と沢村賞を獲得するまでに成長した
「進歩」とはすなわち、自分が変わることである。しかし、変わるためには勇気がいる。私の現役時代、たった一つの変化球習得が、南海・
皆川睦雄を変えた話は、前回書いた。
時は流れ、
ヤクルト監督就任後。解説者時代から
巨人―ヤクルト戦で、私は
川崎憲次郎(ヤクルト)をよく見ていた。これがいいピッチャーなのに、いとも簡単にホームランを打たれてしまう。決め球は「インコースの真っすぐ」という発想なのだろう。
江川卓(巨人)の影響ではないかと思う。江川ぐらい球が・・・
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