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Vol.19 高濱祐仁[横浜高・内野手]

 

龍谷大平安高優勝で終わった今春のセンバツ。今回はその中から横浜高・高濱祐仁をピックアップしてみたい。
2年夏に当コーナーで取り上げた時点と比べ、採点では0.5点のみの上積みだが、着実に力をつけている。
今ドラフトのトップクラスに位置している右のスラッガーだ。




 1年時からチームメート・浅間大基とともに注目されてきた右の大砲だ。昨夏の神奈川大会、注目左腕・松井裕樹(現東北楽天)からバックスクリーン弾を放ったことでさらに名を上げた。勝負の年のスタートなったセンバツでは初回に先制打、劣勢の9回にも追撃打を放ち、その存在感を放っている。

 この春の動きを見る限り、まだまだ“眠っている”という印象だ。春先はゲーム数が少ないことも影響しているのだろう。それでも懐が深く、トップを作れて、インパクトでたたける打撃フォーム(9.0点)は完成度が高い。何よりワキがしまっており、今まで以上に球を“とらえる”ことができていた。ヘッドを遅らせるスイングは、木製バットで練習した成果と言えるだろう。こうなると全開の打撃が楽しみである。

 球を引きつけられるということが、選球眼(8.5点)の良さにもつながっている。夏から伸びたのはこの部分だ。低めの球もうまく見極められるようになってきた。

 内野守備(8.5点)に関しては・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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