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Vol.41 小林遼(富士大・捕手) 視野の広いキャッチャーでリーダーシップも旺盛

 

侍ジャパン大学代表として第29回ユニバーシアード競技大会(台湾・台北)に出場した小林遼。日米大学選手権に続いて日の丸を背負って経験した貴重な財産を、秋のシーズンに生かす。


 仙台育英高時代には3年春のセンバツで、甲子園の右翼席にホームランを放った。小柄な体ながらパンチ力が魅力の捕手で、当時からネット裏のスカウトの評価は高かった。富士大では1年秋にリーグ戦デビューを飾ると、2学年上の多和田真三郎(現西武)、1学年上の小野泰己(現阪神)と好投手とバッテリーを組んできた。今年は大学日本代表のメンバーとして日米大学選手権にも出場。捕手が補強ポイントの球団は多く、十分ドラフト指名候補に入ってくるだろう。秋のリーグ戦まで動向をチェックしたい選手だ。

 打撃フォーム(7.5)は変なクセはない。右足で小刻みにタイミングを取り、軸足となる左足方向に引き、そこから少しだけ足を上げる形になっている。手首は柔らかく、スイングの軌道はいいだけに、今後はもっと・・・

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プロフェッショナルレポート

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元巨人チーフスカウトで現在はベースボールアナリストとして活動する中村和久によるドラフト候補生の能力診断。

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