セガサミーは昨年の都市対抗で4強進出。今年は悲願の初優勝を目指すチームにあって、飛躍を期している俊足外野手だ。50メートル5秒8の脚力を最大限に生かして、ゲームを動かしていく存在になる。 取材・文=岡本朋祐 写真=田中慎一郎 大阪の市立校・汎愛高から大商大を経て昨年、セガサミーに入社。2年目でチームをけん引していく覚悟がみなぎる
就任2年目のセガサミー・
西田真二監督はPL学園高、法大と名門校を歩み、
広島では通算777試合で打率.285、44本塁打、226打点と、左打席から勝負強い打撃を見せた。四国IL/香川の監督時代は20人以上をNPBへ送り込み、選手を見る目は確かである。川上哲矢マネジャーによれば、2021年の打線のキーマンの一人として挙げているのが、入社2年目の外野手・上田匡哉である。やや手厳しい評価も、期待の裏返しと言える。
「脚力が武器。スカウトに見ていただけるレベルにまで、持っていってほしい。今年9月で24歳ですから、指名対象となれば『即戦力』として、求められている。正直、プロにはあのクラスは、いくらでもいます。確率を上げて、ケガに強い体の強さがあれば、可能性も出てくる」(西田監督)
50メートル走5秒8。遠投120メートル。175センチ81キロの植田は、身体能力が際立つ。いま、思い返せば・・・
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