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「対決」で振り返るプロ野球80年史

第14回 大人と子供以下だった0勝15敗1分日本チーム vs 圧倒的な強さで日本勢を問題にしなかったヤンキース

 

「野球親善大使」の役割を担わされたヤンキース


 この連載も、1950年代の半ばまで進んだ。その中間点、55年に来日したのがニューヨーク・ヤンキースだった。戦後、アメリカのプロ野球チームは、ヤンキース以前に4チームが来日している。49年にサンフランシスコ・シールズ(3A)、51年に大リーグ選抜、53年にニューヨーク・ジャイアンツとロパット・オールスターズ。メンバー的には、ヤンキースの投手、エド・ロパットが率いるオールスターズが断然光っていた。“ホームランプリンス”エディー・マシューズ(ブレーブス)、ビリー・マーチン(ヤンキース)、ヨギ・ベラ(同)、イノス・スローター(カージナルス)、ハンク・サウアー(カブス)と野手はものすごいメンバー。投手もロパット、ボブ・レモン(インディアンス)、ロビン・ロバーツ(フィリーズ)と球史に残る名投手ばかり。

 とにかく、マイナーであろうが、メジャーであろうがアメリカのチームならなんでもありがたがる時代・・・

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「対決」で振り返るプロ野球80年史

「対決」で振り返るプロ野球80年史

「対決」軸から80年のプロ野球史を振り返る読み物。

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