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岡田彰布コラム

イチローの記録は本当に誇らしいわ。食事に行けば普通の青年やった。でもグラウンドでは、目をぎらつかせ、熱さを前面に出していたな

 

宮古島の球場で衝撃的な出会い


オリックスに移籍したときに、まずイチローの打撃にビックリしたわ。バットコントロールが天才やった。その選手がメジャーで3000安打も打ったんやなあ[写真はオリックスでのオレの引退試合で]


 もうすぐリオ五輪が開幕。プロ野球も後半戦を迎え、いよいよ勝負の夏。夏といえば高校野球だ。地方大会を勝ち抜いて、甲子園にどこの学校が進むのか。今年の夏はスポーツの夏!暑さに負けぬ、熱い戦いを期待しようではないか。

 さて、今週の週べの特集は、さっきも書いた高校野球とのこと。高校野球のことを語らせれば、話は尽きないオレですよ。このスペースでは足りないくらいだから、あえて避けておくとする。となれば「そらそうよ」は何を書く。プロ野球のことも考えたけど、ここは一度、海を越えた話題に触れるとしましょう。

 メジャー・リーグのことになるけど、話題はダルビッシュ(有)でも田中のマー君でもない。マエケン(前田健太)でもないし、大偉業を前にしたイチローにスポットを当てることにした。メジャー通算3000安打へカウントダウンに入ったイチローである。ひょっとしたらこの号が発売されるころには、達成している可能性もあるけど、やはりスゴい数字ですよ。日米通算では4000数百本を記録し、前人未踏の道を、イチローはひとり、歩いている。日本のプロ野球に携わる身としては、ホント、誇らしい気持ちにさせてくれる。

(ここでプチ自慢を一発)オレは阪神で14年、オリックスで2年。合計16年、現役を過ごした。その結果、安打数は1520本。実働16年で1520安打である。これでも阪神の中では上位に名を連ねる本数で、自分自身、よく頑張った……と感じている。しかし、この数字もイチローの前では、かすんで見えるな。それほどイチローの残してきた記録は偉大で、簡単に表現するのも難しいもの。スゴいとか、強烈とかで片付けられない数字である。これは誰もが認めることやけど……。

 そもそもオレとイチローはチームメートだったわけ・・・

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