週刊ベースボールONLINE

ファームから熱き魂で挑む! 進撃のHOPEたち

中日・濱将乃介 攻守走で魅せるプレーヤーに「毎日少しずつでもレベルアップしていき、もっともっと自分の持ち味を出していきたい」

 

ファームでは開幕からスタメンに名を連ねて存在感を示している。昨秋のドラフト5位で入団したばかりのルーキーは現在、プロの高いレベルの中で揉まれながら日々、奮闘中だ。三拍子そろった選手を目指し、自分の器を大きく広げようとしている。
取材・構成=牧野正 写真=川口洋邦、BBM

中日濱将乃介[内野手/1年目/23歳]


 東海大甲府高(山梨)から大学や社会人野球ではなく独立リーグへ進んだのは、最短でのドラフト指名を狙ったからだ。少しでも早く、プロの世界で自分の力を試したかった。夢を叶えるまでに4年の歳月がかかったものの、それは決して目標がブレなかった証しでもある。あこがれの世界に入ることはできたが、しかしまだ通過点。一軍での活躍を夢見て、ルーキーイヤーを過ごしている。

──開幕から連日のようにスタメンで出場しています。1年目から充実しているのではありませんか。

 試合に出していただいて、緊張感もありますけど、その中で毎日得るものがあるというか、とてもいい経験をさせてもらっています。本当にいい勉強をさせてもらってありがたいです。

──今シーズンもあと少しですが、プロの水には慣れましたか。

 ちょっとずつ、ですね。体力的にも精神的にも、本当にちょっとずつですけど、開幕のころに比べれば慣れてきたように思います。

──シーズンの疲れもたまってきているころではありませんか。

 独立リーグのときもたくさん試合はありましたが、これほど毎日ではなかったので、確かに疲れというか、それは感じています。でもそれに耐えられるような体力をつけ、プロの体になっていかないといけない。プロに入って体力の重要性を痛感しています。

──連日、試合が続く中で、ほかにどんなことを感じていますか。

 良い選手というか、実績のある選手を見ていると・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

輝け!未来のスターたち

輝け!未来のスターたち

1軍での活躍を目標に2軍で力を蓄える若手選手を紹介する連載企画。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング