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立浪和義のコラム

怪物ビシエドはこれからも打ち続けるのか

 

 今回は、3.4月の月間MVPとなり、好調中日をけん引する新外国人選手のビシエドについてです。久しぶりに頼もしい助っ人がドラゴンズに来たな、と思います。打率は.303と一時に比べれば多少下がってきましたが、広いナゴヤドームを本拠地にしながら13本塁打、36打点は本当に素晴らしいですね。ずんぐりした体型ながら一塁守備も軽快ですし、チームにとって大きな存在になっています。

長打力と確実性を兼ね備え、甘い球は逃さず仕留める。久々の“助っ人らしい助っ人”だ


 まず目を引くのは、あのスイングスピードです。メジャー・リーグでも、これだけのスイングスピードがあるバッターは、そうたくさんはいないでしょう。決して力任せのタイプでもなく器用さもある。変化球の多い日本のピッチャーにも適応し、開幕からすぐ結果も出しています。

 ビシエドを見ていて、いいなと思うのは・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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