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立浪和義のコラム

立浪和義コラム「キャンプではまず自分のペースをつかむ」

 

1年目のキャンプは、とにかく必死にやってました


早く期待に応えたい


 いよいよ春季キャンプが始まります。

 私が現役時代、キャンプで考えていたのは、フィジカル面では下半身をしっかりとつくることでした。もちろん、どのくらいハードにやるかは年齢に応じて変わってきます。30歳を超えてからはキャンプを、1年間を乗り切るためのベースづくりと考え、自分の体の状態を見ながらやっていましたが、若いときはケガの危険などもあまり考えていなかったので、かなり思い切って追い込んだこともあります。

 技術的には、バッティングの形をつくる時期と思っていました。シーズンが始まると、フォームに狂いを感じてもなかなか修正が難しいものです。キャンプからオープン戦までを目途にし、自分なりに課題を克服し、その年齢の自分の体に合ったものをつくりたいと思っていました。ただ、バッティングの形と言っても、スイング自体が変わるわけではありません。あくまで構えとタイミングの取り方についてですね。

 若い選手にとって春季キャンプはアピールの場と言いますが・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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