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球界デキゴトロジー/4月30日

史上初の2打席連続満塁弾(2006年4月30日)

 

2打席連続満塁弾を放ち、笑顔でホームにかえってきた二岡


 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は2006年4月30日だ。

 東京ドームで行われた中日戦で二岡智宏が大記録を達成した。プロ野球史上初の2打席連続満塁アーチだ。1試合2本の満塁弾は、パ・リーグでは51年に飯島滋弥(大映)がマークしており、セ・リーグ初、プロ野球では55年ぶり2人目の記録となったが、飯島は1、7回に打ったものだった。

 二岡はこの日、第1打席で3号2ラン、第3打席では左中間満塁弾、第4打席で今度は右翼へ満塁弾と3本のアーチを放つ大当たりで、1試合10打点。85年8月10日広島戦でのレオン(大洋)、99年7月22日ヤクルト戦でのローズ(横浜)、そして99年8月12日横浜戦での江藤智(広島)以来、7年ぶり4人目のセ・タイ記録を達成した。

「自分でもびっくりしました」と笑顔満開の二岡。一時は打撃不振に悩んだが、毎日の特打が実ってのレコードとなった。

写真=BBM
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