プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は1989年5月31日だ。
ヤクルトのパリッシュがこの日、行われた
阪神戦(神宮)で大暴れした。再三の頭付近への投球にイラ立っていた助っ人は6回、
渡辺伸彦から死球を受けて爆発した。マウンド目がけて突進すると、止めに入った捕手・
岩田徹にチョップを見舞い、両軍入り乱れての大乱闘になった。
パリッシュは退場処分となったが、渡辺はその直後にも
中西親志に
ブラッシュボールを投じて大乱闘。渡辺は「危険球退場」のセ・リーグ第1号になった。
写真=BBM