【オリックス2020予想投手スタッフ】
■先発
山岡泰輔
山本由伸 榊原翼 K-鈴木
張奕 荒西祐大 △
アルバース △
田嶋大樹 ■中継ぎ
近藤大亮 △
海田智行 吉田一将 比嘉幹貴 澤田圭佑 △
山田修義 △
山崎福也 ■抑え
ディクソン 増井浩俊 ※△は左投げ
リーグ屈指の先発投手陣の形成も夢ではない。山岡泰輔、山本由伸の2本柱を筆頭に榊原翼、K-鈴木、張奕、荒西祐大、田嶋大樹らコマは十分にそろうとあって、開幕先発ローテーション争いは熾烈を極めるだろう。
ただ、長いシーズンを考えれば不安もある。全員が20代とあって、シーズンを通して先発ローテを守った経験を持つのは山岡のみ。昨季もシーズン中盤以降は不振や故障で先発ローテの再編を繰り返した。先発投手陣が最大のストロングポイントだけに、昨季の経験を糧に、盤石の布陣形成は浮上の最低条件となるだろう。
先発陣が安定すれば“先行逃げ切り”の必勝パターンが確立され、大型連敗も不安も減る。今年はオリンピック開催による1カ月のペナント中断をうまく活用しながら、離脱者を減らしたいところ。比嘉幹貴、海田智行のベテランを中心とした救援陣の負担を減らすためにも、先発投手の安定感が求められる。
写真=BBM