西武・松坂大輔が5月27日、分離練習に入ってから3度目のブルペン入りを果たした。ブルペンの外から
辻発彦監督が見守る中で、計44球を1球1球、感覚を確かめるように持ち球すべてを投げ込んだ。カットボールは制球よく外角いっぱいに決まるシーンが際立った。
「開幕までの少ない時間でしっかり状態を上げていけるように頑張ります」と話すに留めたものの、笑顔で球場を引き揚げた松坂。辻監督は「しっかりほうれている。順調じゃないかな。これだけ投げられているというのはしっかり肩のトレーニングができているから」と満足気。開幕に向け、14年ぶりに古巣に復帰した背番号16が順調に歩を進めている。
写真=BBM