昨季はオリックスが25年ぶりの優勝を果たし以下、2位・ロッテ、3位・楽天、4位・ソフトバンク、5位・日本ハム、6位・西武という結果に終わったパ・リーグ。もちろん、全チームが2022年での優勝を狙っている。頂点をつかむために必要なことは? ソフトバンクの「優勝へのポイント」を挙げる。 2021年4位・福岡ソフトバンクホークス
ケガ人に対するリスクマネジメントもさることながら、藤本博史新監督の下、チームがどのような形で生まれ変わるか、新しい色を見せられるか、がポイントとなる。新指揮官は僅差勝負に弱かった昨季の状況を鑑み、1点にこだわり、1点を奪いにいく“攻める野球”をテーマに掲げる。攻撃陣に対しては、秋季キャンプから「2ストライクアプローチ」の練習などの通じて多彩な得点パターンでいかにチャンスをものにするかを意識付けさせてきた。また、投手陣には「四球を出すくらいなら打たれて走者を出せと。ここというところで四球はもったいない」。リーグ5位の567与四死球の改善として、打者に向かっていく姿勢を求める。レギュラー争いは、捕手=
甲斐拓也、左翼=
栗原陵矢、右翼=
柳田悠岐以外は「横一線」を強調。投手陣に関してもエース・
千賀滉大ら一部の選手を除き先発・リリーフを含めてフラットな目線で適正を見ていく。まずは開幕をどんな布陣で挑むのか、楽しみだ。
写真=BBM