5月18日、月間「スカパー！サヨナラ賞」の3、4月度受賞選手が決定した。セ・リーグは西川龍馬(広島)、パ・リーグは浅村栄斗(楽天)が受賞。両選手には、スカパーJSAT株式会社よりトロフィーと賞金30万円が贈られる。

　西川は、3月29日、マツダ広島で行われた本拠地開幕戦(対阪神)において、1対2と1点ビハインドの9回裏、2安打と四球などで一死満塁となった場面で右翼手の頭上を越える安打を放ち、チームを劇的な逆転サヨナラ勝利に導いた。広島からの同賞受賞は、2021年9月度の坂倉将吾以来となり、西川は初の受賞となった。

　浅村は、4月30日、楽天生命パークで行われたソフトバンク戦、6対6の同点で迎えた11回裏、二死二、三塁の場面で右翼手の頭上を越えるサヨナラ適時打を放った。頼れる主砲の劇的な一打は、今季初の満員御礼となった楽天生命パークの大観衆を興奮の渦に巻き込んだ。自身7度目、楽天へ移籍後初のサヨナラ打は、首位を走るチームにさらなる勢いを与える一打に。浅村は3度目の同賞受賞となった。

写真＝BBM