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【社会人野球】元NPB右腕・寺村友和氏がクラブチーム「INVENTIVE41」の監督に

 

指導してきたプレーヤーは2000人以上


元NPB右腕の寺村友は、社会人硬式野球クラブチームの新監督に就任した[写真提供=INVENTIVE41]


 日本野球連盟(JABA)に加盟する社会人クラブチーム「INVENTIVE41」は、新監督に寺村友和氏が就任した。同チームは2022年12月に「WARRIORS 41」から名称変更。チームはリニューアルされ、埼玉県川越市に本拠地を置く。

 寺村氏は1974年生まれ。千葉商高から本田技研(現Honda)に進み、98年ドラフト2位でロッテに入団。2001年にヤクルトに移籍すると、同年のリーグ優勝に貢献した、03年に大阪近鉄に移籍し、同年限りで退団(NPB通算50試合、2勝1敗、防御率4.24)。05年は台湾プロ野球・誠泰コブラズでプレーした。

 現役引退後は、アマチュア球界の指導者として、首都大学リーグ・大東文化大、社会人野球・深谷組(2022年休部)などで指導に当たってきた。これまで指導してきたプレーヤーは2000人以上に及ぶという。

 チームを率いる寺村氏は、意気込みを語る。

「骨格の構造や筋肉の動きを取り入れ、時代に沿ったアップデートされた野球指導をしていき、チームの目標であるクラブ選手権、都市対抗、日本選手権の頂点を目指していきます。ともに、プロ野球選手輩出と、社会人として、野球人として、人間性も高めていけるチームづくりを行ってまいります」

 豊富な経験と知識で、社会人球界に新たな風を吹かせることができるか。アマチュア球界で、百戦錬磨の指揮官の手腕が期待される。
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