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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム第109回「フライボール革命の先駆者だった?」

 

日本ハム時代の僕。結構、軸足に重心が残っていますね


最初の「祭」の話を


 以下の原稿は、5月22日、僕のブログ『ズバリ! 大島くん』と、ほとんど同じです。野球の話ではないので、『週べ』の連載で書くのはどうかと思いましたが、少しだけ失礼いたします。

 僕たちの大事な家族の一人、祭(=12歳トイプードル♂)の話をさせていただきます。

 実は、ここ数日、夜寝ていても時々せきが出るようになり、それが続いたので、とても心配していました。数日後には心臓の検査の予約をしていたのですが、何となく……あまり待たないほうがいいのではないか? という気持ちになり、動物病院に連絡を入れ、早めの検査をしていただきました。

 結果ですが心臓の薬を始めたころはレベル1(一番軽い)の状態だったのですが、それからわずか4カ月で、レベルは3まで上がっていました。肺に少し水がたまっているのも確認され、薬が強心剤と利尿剤が追加となりました。

 肺水腫という言葉を先生から聞いたときは、さすがにショックでしたが、考えてみれば、私もレベル4のガンです。まったく同じですね。症状を見ながら無理のない治療を受け、病気とうまく付き合うということだな、と受け止めました。これからについては、先生とよく相談しながら、今後の治療を続けていきたいと思います。

 本人(本犬か?)は食欲もありますし、元気ですので、そこはご安心ください。祭のストレスにならないように、僕ら家族は笑顔でいつもどおりに接してあげたいと思っています。

 では、このコラムも、いつもどおり野球の話に移ります。

 今シーズンの大きな特徴がホームランの急増です。球が飛び過ぎるという身もふたもない話はひとまず置いて、フライボール革命という言葉に注目しましょう。

 一番の体現者は、西武山川穂高で・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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