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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム「DeNAの物足りなさが巨人独走の要因。巨人の日本シリーズには不安要素も」

 

連覇を果たした巨人だが、パの壁は厚い


熱い試合は楽しい!


 11月2日、1年ぶりにネクタイを締め、スーツ姿で西武日本ハム戦(メットライフ)の解説に行きました。若干、首に違和感がありますけど、ネクタイって気持ちが引き締まりますね。今年は、あまり球場に行くことがなかったのですが、やっぱり現場はいい! 特に目標があり、上を向いているチームの戦いは、こっちも熱くなります!

 今はグラウンドレベルでの取材ができないんですが、放送ブースを出て、少〜しブラブラして外の空気を味わっていたら、西武の投手コーチをしている西口文也豊田清とたまたま会った。それで「ここは正念場なんだから、いかなきゃいけんだろ!」と言ったら「大島さんのおっしゃるとおりですよ。とにかくガンガンいきますから!」と2人とも力強く言っていました。

 一昨年、昨年と連覇した西武は打線が本当にすごかった。もうダメだろうと思ったところから、ホンマかいな、と思うくらい華々しく打ち勝つことも多かったですよね。見ていて楽しかったし、爽快でした。ただ、過去の優勝チームを見ても、野球はやっぱりディフェンスです。危なっかしさは感じていました。

 実際、今年は打線が機能しなかった。投手陣も、後ろは段々しっかりしてきましたが、先発が不安定で、それがそのまま今年の西武の戦いになっていました。逆に考えると・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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