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冷静と情熱の野球人 大島康徳の負くっか魂!!

大島康徳コラム「初安打の相手の会田さん、好投手だった安田さん。寂しい限りです」

 

安田猛投手。驚くようなスピードはありませんでしたが、打者のタイミングをずらしながら、クロスファイアで詰まらせる投球は見事でした


楽しみ膨らむ田中将初登板


「これは、もしお客さんが入っていたら喜んだだろうな」という気持ちが、思わず湧き起こってきました。楽天田中将大の日本復帰後初めての対外試合での登板で、日本ハム中田翔がホームランを打ったシーンのことです。少し甘くなったスライダーではありましたけれども、日本ハムの四番が、メジャー帰りの田中将の気持ちにしっかりと火をつけてあげた、という形になり、これから始まるペナントレースでの対決が、何ともまた楽しみになってきますよね。

 田中将は、打たれましたが、結果は問題ではなく、アメリカだったらまだ打者を相手に投げてはいないこの時期にゲームで投げられたということが大きいのではないでしょうか。そこで感じたことを、これから修正していけばいいわけですから。

 彼もおそらく、アメリカに7年間いて、ピッチングがそちらに合わせた形になっていますから、今年はまた日本用に変えていかなければいけない部分はあると思います。

 例えば、・・・

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中日、日本ハムで主軸打者として活躍し、日本ハムでは監督も務めた大島康徳氏が自らの一風変わった野球人生を時に冷静に、時に熱く振り返る連載コラム。

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