週刊ベースボールONLINE

川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「俺の昔のドライバーで飛ばない金属バットの研究を?」

 

今回の甲子園の奥川恭伸[星稜高]は500球以内でセーフらしい


元プロを投手コーチに


 まだ優勝決定の前だったが、巨人戦の解説に行ったら、高木京介が近づいてきた。

 なんか文句を言われるのかと思ったら、

「川口さん、ありがとうございます!週ベに書いていただいて、うれしいです!」

 お世辞で書いたわけじゃない。京介の活躍は今年の巨人にとって大きかったと思うよ。

 優勝決定試合でも、京介をはじめ、大竹寛も、ついでに澤村拓一と、以前、このコラムに登場した選手たちがいい仕事をした。原辰徳監督、巨人ナインのみんなおめでとう! 原さん、もらい泣きしそうでした。

 実は巨人優勝の翌日がゴルフコンペで、その前夜に書いているんだが、今回は少し自信がある。新しいカーボンのドライバーを買って飛距離が伸びたんだ。ゴルフのクラブの進化は本当にすごい。50歳代後半でも飛距離が伸びるんだからね。

 では本題。今週はアマチュアの話を書こう。

 将来の日本のプロ野球を担う高校野球が変わろうとしている。1週間で500球の球数制限が決まりそうだ。

 いいことだと思うが、500球の制限をすれば、故障しないというわけじゃない。休養や球数以前に、投手の技術の問題がある。甲子園を見ていても“危ない”投げ方をしている子はたくさんいる。

 投手の肩、ヒジが壊れやすいフォームは、ある程度、経験があれば・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

川口和久のスクリューボール

川口和久のスクリューボール

広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング