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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「早く野球の話に集中したい!」

 

満員の甲子園球場。お客さんも歓声も含めてのプロ野球だと思う


6球団サミット


 この原稿を書いているのは3月1日の日曜日。東京は週末なのに街は人が少なく、活気もない。トイレットペーパーやティッシュのまとめ買いをしている人がたくさんいるのは、中国の生産が止まって日本になくなるというウワサかららしいね。オイルショックで同じことがあって、大げさだなと思っていたけど、昔の人を笑えない。先行きが見えないって、こんなに人間の心を不安にさせるんだね。

 わが母校・鳥取城北高が出場するセンバツはできるのかな。無観客でやったとしても、練習なしのぶっつけ本番しかないだろうね。言い方は悪いかもしれないけど、夏大会じゃなくてよかった。

 ドタバタが続く中で、3月20日のプロ野球開幕が近づいている。遅れる可能性はあるかもしれないけど、俺はスポーツには人を元気にさせる力があると思う。プロ野球の熱い戦いで今の重苦しい空気を吹き飛ばしてほしいし、そうなると信じている。

 まあ、暗い話はこのくらいにしておこう。先日、名古屋のCBCテレビの『サンデードラゴンズ』という番組でセ・リーグ6球団サミットをやった。各球団のOBが自分たちのチームの強さをアピールしつつシーズンを予想していくものだ。俺は広島代表。ダゾーンでも見られるらしいけど、結構、盛り上がったよ。

 もちろん・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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