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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「ドラフトに新時代がやってくる?」

 

20年ドラフト会議の抽選箱。果たして今年は


クビ必至の監督は?


 セ、パともにシーズン佳境の熾烈(しれつ)な戦いが続き、優勝の行方はまだまだ分からない。セでは阪神の左腕・高橋遥人がえげつないピッチングをして復活勝利を飾ったので、それを書こうかと思ったが、ふと日程を見たら、10月11日に早くもドラフト会議がある。

 高校生、大学生が進路を早めに決めることができるように配慮して従来より早め、さらにプロ野球の日程自体が東京オリンピックによってかなり後ろ倒しになっていたこともある。会議後も各球団10試合前後が残っているから、おそらく優勝決定より前にドラフト会議が行われることになるんじゃないかな。

 そうなると、下世話な興味になるが、一つあるのはフロントがほぼ退任と決めている監督だね。会議に出席するのかどうか。そもそも新人獲得について意見を聞かれるのかな。まあ、表向きは別にし、絶対に聞かれはしないだろうから、クビのあたりが薄っすら寒くなっている監督は「ああ、そうか。俺は終わりなんだ」と思うかもしれない。

 でも、ドラフトというのは・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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