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センバツ出場校プレーバック

【大阪桐蔭(大阪)2年連続12回目】春初優勝の初戦は“ダルビッシュ二世”対決

 

センバツ出場校のこれまでの試合を振り返る「センバツ出場校プレーバック」。第16回は大阪桐蔭。

注目の対決を制し、マウンドで快哉を叫ぶ大阪桐蔭・藤浪晋太郎


第84回大会(2012年)
1回戦
大阪桐蔭9−2花巻東

 松浦慶斗関戸康介の投手二枚看板を擁し、3年ぶりの紫紺の大旗を狙う大阪桐蔭。センバツ初優勝を果たした84回大会の1回戦・花巻東戦を振り返る。

先制ホームランを放った花巻東・大谷翔平


 注目の“ダルビッシュ二世”対決は藤浪晋太郎(現阪神)に軍配が上がった。先制したのは花巻東(岩手)。四番・大谷翔平(現エンゼルス)が2回裏に右中間へ豪快なソロアーチ。4回裏にも田中大樹の適時打で加点する。大阪桐蔭は6回表、一死二、三塁から安井洸貴の二ゴロの間に1点を返し、なおも一、三塁から笠松悠哉の左中間二塁打で逆転。7回には田端良基の2ランで突き放した。

 大谷は最速150キロをマークするも11四死球の乱調で、終盤にも大量失点。一方の藤浪は最速150キロの直球と鋭い変化球を駆使し、12奪三振2失点完投勝利。明暗はくっきりと分かれた。


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