週刊ベースボールONLINE

MLBニュース2021

大谷翔平、メジャー初の2併殺で3試合ぶりの無安打 エ軍も逆転負けで再び借金生活

 

メジャー初の2併殺を喫した大谷翔平


 エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・指名打者」で出場した。2打席連続の併殺打に倒れるなど、4打数無安打で打率.275。チームは3対8で逆転負けを喫し、52勝53敗で再び勝率5割を切った。

 初回無死一塁で迎えた第1打席は左飛。3回先頭で迎えた第2打席は、アスレチックス先発の右腕ジェフリーズの90.6マイル(約145.8キロ)のカッターをはじき返したが、大きな中飛に終わった。さらに、5回1死一塁での第3打席は3ボール1ストライクからの5球目を引っ張って二ゴロ併殺に倒れ、ジェフリーズに対しては3打席凡退だった。

 4番手の左腕チェフィンと対した8回1死一塁の第4打席も、2ボールからのシンカーを引っかけて二ゴロ併殺。内野手が極端に右に寄ったシフトが敷かれていたため、2つの併殺打はともに「4-5-3」の珍記録となった。大谷の1試合2併殺はメジャー初の出来事で、3試合ぶりの無安打となった。

 エンゼルスは2日(同3日)から敵地でのレンジャース4連戦に臨む。先月28日(同29日)のロッキーズ戦でのアクシデントで痛めた右手親指の影響で延期されている大谷の次回登板は、現在のところ5日(同6日)のレンジャーズ戦か6日(同7日)のドジャース戦の見込みとなっている。

関連情報

みんなのコメント

  • 新着順
  • いいね順

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング