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MLBニュース2021

大谷翔平、シフトを破るタイムリーで4戦連続安打 85打点でゲレーロJr.に3差

 

エンゼルス・大谷翔平


 エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地でのアストロズ戦に「1番・指名打者」で出場した。8回の第4打席にタイムリーを放つなど、4打数1安打1打点で打率.267。チームは1対4で敗れ、借金1となった。

 アストロズの先発はメジャー通算218勝の右腕グリンキー。初回の第1打席は2ボール2ストライクからの外角低め速球を二塁ベース右にはじき返したが、内野手が右に寄るシフトにかかって記録は遊直となった。3回1死一塁での第2打席は外角へボールになる初球のチェンジアップを右方向へ運び、大飛球となったが惜しくもスタンドには届かず右飛。6回の第3打席は外角のチェンジアップに空振り三振に終わった。

 0対4とリードされて迎えた第4打席は、8回2死一、二塁のチャンスで2番手の右腕グレーブマンと対戦。97.9マイル(約157.6キロ)の内角のボール球をつまりながらも左方向へ打ち返し、シフトの間をつく内野安打となった。二塁走者が生還し、大谷はリーグトップのブルージェイズ・ゲレーロJr.に3差と迫る85打点目をマーク。相手守備が打球の処理をもたつく間に二塁を陥れる好走塁も見せたが、後続が倒れて生還はできなかった。

 投打同時出場した前日のブルージェイズ戦では6回2失点で7勝目を挙げるとともに、打っても二塁打を放つなど3打数1安打1得点。この日も4試合連続安打をマークし、登板翌日も打撃で結果を残した。

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