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大谷翔平、元同僚から特大の42号 猛追のゲレーロ、ペレスに再び4本差

 

エンゼルス・大谷翔平[写真=Getty Images]


 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地でのヤンキース戦に「2番・指名打者」で出場。2打席凡退後の第3打席で、右翼へ3試合ぶりとなる特大の本塁打を放った。試合は6回までエンゼルスが7対5とリードしている。

 5対5の同点で迎えた5回、先頭で打席に立った大谷はヤンキース2番手で元チームメイトでもある左腕ヒーニーと対戦。1ボール1ストライクから真ん中やや高めに入ってきた3球目のカーブを捉えると、打球は右翼席へ飛び込む42号本塁打。チームにとっても同点に追いつかれた直後の貴重な勝ち越しアーチとなった。

 2度のサイ・ヤング賞を受賞しているヤンキース先発の右腕クルバーとの対戦は、2打席連続の見逃し三振。第1打席はフルカウントからボールと判断して見逃した一球がストライクと判定される微妙なジャッジだった。

 本塁打王争いでは、2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.がこの日のオリオールズ戦で37号、38号と2本塁打。5試合連発で猛追してきたロイヤルズ・ペレスと並んで2位タイとなっている。2選手に迫られている大谷だが、この日の一発で再び4本差に突き放した。

 28日(同29日)のパドレス戦で右手に投球が直撃するアクシデントがあり、痛みが残っているため明日31日(同1日)のヤンキース戦で予定されていた先発は回避。だが、打撃には問題がないことを証明する一発となった。

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