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大谷翔平、本盗含む2盗塁と足で魅せる 22盗塁、申告敬遠はリーグ最多11個目

 

エンゼルス・大谷翔平[写真=Getty Images]


 エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間9月1日)、本拠地でのヤンキース戦に「2番・指名打者」で出場。自身メジャー初の本盗を決めるなど足でチームに貢献した。試合は8回途中でエンゼルスが6対4とリードしている。

 ヤンキースの先発は右腕タイロン。初回の第1打席は左飛に倒れたが、1点を先制された後の4回無死一塁で迎えた第2打席はフルカウントから四球を選んで出塁。1死後、4番ウォルシュの打席で大谷は二塁走者のフレッチャーと重盗を決めてチャンスを広げた。すると、打席のウォルシュが右翼へ3ランを放ちエンゼルスは逆転に成功した。

 5回2死二、三塁のチャンスで迎えた第3打席は、ア・リーグ最多となる11個目の申告敬遠。3番ゴスリンが2点適時打を放ち、なおも一、三塁とすると、4番ウォルシュの打席で一塁走者ゴスリンがディレード気味にスタート。捕手から二塁に送球される間に大谷が自身メジャー初となる本盗を決めて6対2とリードを広げた。

 3番手の左腕リットキーと対戦した7回の第4打席は、初球を打ち上げて遊邪飛。トップを走る本塁打王争いでは2位のブルージェイズ・ゲレーロJr.が2試合連発の39号を放ったため再び3本差に迫られているが、この日は今季2度目となる1試合2盗塁で盗塁数を22まで伸ばした。

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