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大谷翔平、リーグトップ18度目の申告敬遠 松井秀喜以来の100打点は持ち越し

 

エンゼルス・大谷翔平[写真=Getty Images]


 エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で出場した。無死二塁で迎えた第2打席で申告敬遠されるなど好機では勝負を避けられ、3打数無安打1四球で打率.258。チームは2対1で競り勝っている。

 マリナーズの先発は左腕ゴンザレス。初回1死走者なしでの第1打席は、1ボール1ストライクから外角のカッターを打って中飛。第2打席は3回無死二塁の場面で巡ってきたが、3球連続でボールとなったところで申告敬遠を宣言された。ポストシーズン進出へ向けて負けられない状況のマリナーズに勝負を避けられ、大谷への申告敬遠はリーグトップを更新する今季18度目となった。

 5回2死走者なしでの第3打席は二ゴロ。3番手の右腕シーウォルドとの対戦となった8回2死走者なしでの第4打席は、フルカウントから外角の94.6マイル(約152.2キロ)のフォーシームに空振り三振を喫した。

 まともに勝負してもらえない打席も多く、ここ9試合は本塁打なし。本塁打王争いで首位に立つロイヤルズ・ペレスとの差は3本のままだが、残り2試合で逆転での本塁打王獲得は厳しい状況となってきた。日本人選手としては2007年の松井秀喜以来となる100打点まではあと1と迫っており、達成なるかが注目される。

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