11日、2021年プロ野球ドラフト会議が行われ、【ソフトバンク】が3位で北海高・木村大成を指名し交渉権を獲得した。

■プロフィール
名前：木村大成（きむら・たいせい）
ポジション：投手
生年月日：2003年9月12日
身長・体重：180cm76kg
投打：左投左打
所属：北海高
経歴：北広島東部カープジュニア(北広島東部小) - 北広島東部中 - 北海高[甲]

　安定感抜群の道産子左腕。しなやかな腕の振りから投じる直球は最速148キロを計測。そのノビのあるストレートと、鋭いスライダーを武器に、20年秋の北海道大会で4試合計30回2/3無失点と安定感抜群の投球を披露。旭川実高との決勝では、2安打完封の印象大の快投を見せ、センバツ出場に貢献。夏には課題だったクイックも改善し、北海高を春夏連続の甲子園に導いた。「高校生では対応が難しい」というスカウト評のスライダーも武器に、「北のドクターK」の異名も。

　センバツでは初戦敗退ながらも、日本ハム・大渕スカウト部長「角度が良く、とらえるのは難しい」、ヤクルト・橿渕デスク「能力の高さを見せてもらいました」と高評価。伝家の宝刀を武器に、プロの世界に挑戦する。