僕は野球をやっているとき「シンプルに」と「楽しむ」の2つをキーワードにしています。
「シンプルに」という言葉は、
ヤンキースで通算652セーブを挙げたマリアーノ・リベラ投手が使っていたのを本で読みました。マウンドではいろんなことを考えてしまう。野球は良くも悪くも考える時間が多いので、そこで何を考えるかで結果が変わります。ピンチを迎えてもシンプルに、やることは次のアウトを取ることだけ。一発打たれたら逆転だとか考えてしまうとよくないので。
「楽しむ」は昨季特に意識したことです。
J.B.ウェンデルケンとブルペンでずっと「楽しもうぜ」と言っていました。それもいい結果につながったと思います。
『週刊ベースボール』2024年2月5日号(2024年1月24日発売)より
写真=BBM